AI議事録・文字起こしツールの選び方ガイド

2026年09月時点の公式情報および各サービスの個別記事・比較記事の内容をもとにまとめています。最終確認日: 2026-09-02

料金だけで選ぶと見落としやすい3つの判断軸を、13サービスの公式情報から確認できた具体例とあわせて整理しました。各サービスの詳しい料金・機能は個別記事、2サービスの比較は比較記事をあわせてご覧ください。

3分で分かる要点

  • 「文字起こし対応」でも、日本語対応とは限りません。
  • 会議への取り込み方は、ボット参加・ファイル取込・PC上での直接収録に分かれます。
  • 月額だけでなく、最低課金人数と利用人数上限まで確認する必要があります。

条件から候補を診断する →

判断軸1: 日本語の文字起こしに対応しているか

「AI議事録ツール」の多くは英語圏発のサービスで、「文字起こしに対応」と書かれていても、その対応言語一覧に日本語が含まれているとは限りません。13サービスを1社ずつ公式情報で確認したところ、次のような差がありました。

サービス 日本語の文字起こし 備考
Notta ○ 「日本語特化AI・58言語対応」と公式サイトに明記
Circleback ○ 対応言語100以上の一つとして日本語が公式FAQに明記
Fireflies.ai ○ 公式ヘルプセンターの対応言語一覧に日本語を確認(2026-09-02確認)
Fathom ○ 対応言語38言語の一つとして日本語を確認。ただし会議要約の自動翻訳機能の対象言語には日本語が含まれない
tl;dv / Otter.ai / Read.ai / Avoma / Sembly AI / MeetGeek ○ 各社公式サイトで確認済み
Descript ✕ 公式サイトの文字起こし対応言語(25言語)の一覧に日本語の記載なし。字幕・音声翻訳機能は日本語に対応しているが、文字起こし自体は非対応
Grain 不明 公式ヘルプセンターの該当記事に直接アクセスできず、一次情報源で確認が取れなかったため「不明」として扱っています

Descriptは「字幕・翻訳は日本語対応」という記載だけを見ると誤解しやすいですが、日本語の会議をそのまま文字起こしする用途には現時点で適していません。この整理はDescriptの料金・機能まとめでも詳しく解説しています。

判断軸2: 会議音声をどの方式で取り込むか

今回調べた13サービスには、大きく3つの収録方式があります。11社はZoom/Google Meet/Microsoft Teamsの会議にAIボットが参加して録音・文字起こしする「会議ボット型」、Descriptは録音・録画済みのメディアを後から扱う「AI音声・動画編集型」、GranolaはPCのマイク・システム音声を直接取り込む「AIノートパッド型」です。

同じ「Zoom会議に対応」でも、ボットが参加する方式、録画を後から取り込む方式、PC上で音声を直接取り込む方式では運用が異なります。診断では会議に対応できるかを判定し、具体的な収録方式は各サービスの詳細ページで確認できるようにしています。

「会議へボットを参加させて自動収録したい」場合はボット型の11社、「すでにある録画・音声を編集・文字起こししたい」場合はDescript、「会議相手にボットを表示せず、自分のPC上で手動収録したい」場合はGranolaが候補になります。

判断軸3: 料金体系の「人数」に関する落とし穴

月額料金の数字だけを比較すると、実際に契約すると想定より高くなるケースがあります。

  • 最低課金人数(min_users): Otter.aiのBusinessプランは実際の利用人数が10人でも、最低25人分の料金が発生します。少人数チームがBusinessプランの機能を必要とする場合、この最低人数分の費用を見込む必要があります。
  • 利用人数の上限(max_users): 逆にOtter.aiのBasic(無料)プランは最大5人まで、Sembly AIのBasicプランは1人までという上限があります。人数が増えるとプラン自体を変更する必要があります。
  • 課金方式が不明なプラン: Nottaの Business/Enterpriseプラン、Descriptの Creator/Business/Enterpriseプランなどは、「人数課金かフラット料金か」が公式サイトの記載からは確定できませんでした。このサイトのFit Score診断・料金シミュレーターでは、こうしたプランの費用を実在しない金額で断定せず「不明(要問い合わせ)」として扱っています。

診断・比較の進め方

このガイドの3つの軸は、AI議事録ツール診断(Fit Score)で「日本語対応」を必須条件に指定したり、料金シミュレーターで実際の利用人数を入力したりすることで、13サービス全体に対して機械的に反映されます。まず気になる軸を1つ確認し、絞り込んだ候補同士は比較記事で詳細を確認する、という順番がおすすめです。

変更履歴

日付 確認内容
2026-09-02 公式料金・機能ページの掲載内容を確認

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